スペシャルティコーヒーとは、味や香りなどの味覚の評価基準を満たし、
流通しているコーヒー全体の中でも上位5%と言われている高品質なコーヒーです。
FUKUSUKE COFFEE ではコーヒーの中でも『スペシャルティコーヒー』を専門として取り扱っています。
美味しいコーヒーには、美味しいコーヒーである理由があります。
生産国での気候や土壌。
農園での栽培方法や精製方法。
輸出や保管中の適切な管理。
そして、
美味しい状態で届けていただいた生豆を、
私たちロースターが最大限に美味しく焙煎する。
どの過程が抜けても美味しいスペシャルティコーヒーにはなり得ません。
コーヒーの種から、私たちのカップに至るまで。
全ての過程、コーヒーに関わる全ての人たちの力で美味しいコーヒーが出来上がります。
だから私たちは、ただ『美味しい』ということだけではなく
『サスティナビリティ』や『トレーサビリティ』を
大切にしています。
スペシャルティコーヒーという言葉は、
1978年のフランスで行われたコーヒーの国際会議において、
アメリカでロースター営んでいたでErna Kunutsen女史が初めて提唱したと言われています。
1970年代当初、コーヒーはアメリカを中心として
大量生産、大量消費の時代であり、
品質よりも量の供給が重要視されていました。
結果として消費者の関心が低下し、
急激にコーヒーの国際市場価格は下落し、
コーヒーを生産する農園は存亡の危機に陥ってしまいました。
消費国はその反省を生かし、コーヒーの品質に重きをおき、
消費者にとって魅力的な味わいを提供していくために、
生産者に高品質で特徴的な風味特性を備えたコーヒーには
それに見合う
対価を支払うこととしたのがスペシャルティコーヒーです。
スペシャルティコーヒーとは、
品質に見合った対価が、正当な価格で
生産者に還元されるコーヒーなのです。
私たちの社会は、遠い海の向こうまで繋がっています。
美味しいコーヒーが、これから先の未来も美味しく飲める幸せな社会であることが
FUKUSUKE COFFEE ROASTERYの考える幸せの循環です。